未分類 スターバックスの福袋買占めを考える

マナー・モラル違反として、マスコミは大批判しています。コメンテーターの評価も金太郎あめの当たり障りのないもの。とりあえず、右に倣えで批判です。

では、どう考えるかは、評価は自分でしましょうというのが、私の考えです。

他人の評価は無視して考えてみたいと思います。

①5人で先頭に並んでいた。(途中、椅子を置いて車で待機していた)。②5人で店頭販売のすべて108個を購入した。③オークションで転売されており、購入目的は転売。④店では購入個数制限はなかった。

一方で、a彼ら以外もオークションで多数転売している(ググったところ、2000個以上見つかった)。bその他の店舗でも、一人が複数購入している。cオークションでは、スタバの福袋が数年前から出品されている。

そうすると、転売目的で利益を得ようとすることじたい批判されるものか疑問です。そして、買占めについても、一人複数個、制限なく購入することができ、後ろに並んでいた人たちも複数個買う可能性がありました。後ろの人のことを考えて、買占めるなといわれても、では107個やったらよかったのか、80個ならよかったのか、わかりません。

私は、ここまで批判されるものではないのではないかと考えます。むしろ、店が、転売目的で購入されていることが数年前からあることを考えて、個数制限を設けるべきであったにもかかわらず、対応していないことが問題ではないかなと考えます。

マナー・モラルは、捉え方によって人それぞれですし、マスコミで批判されるほどのことではないかと思います。確かに、私も、買占め以外を含めて、あまりマナーがよくないとは思いますが、、。

SNS等が発達した現代社会、こんなことでマスコミから批判されるんです。明日は我が身かもしれません。怖いですね。

弁護士 飛渡 貴之