えん罪被害の防止と救済のために

先週、以前から告知させていただいておりました「えん罪被害の防止と救済のために」というシンポジウムが無事開催されました。お越しいただきました皆様、ご講演いただいた先生方、協賛いただいた皆様、誠にありがとうございました。滋賀県内で生じた再審事件である日野町事件と湖東記念病院事件を取り上げ、議論が白熱し盛況であったと思います。

今回シンポジウムの実行委員としてえん罪につき学ばせていただき、両事件に共通して「重大事件で自ら犯人であると自白するはずなどない」という誤った認識がえん罪を生んだということを知りました。また、いざ自分が事件の関係者として疑われた状況置かれるとで、通常では考えられない自白をしてしまうことが誰にでも起こり得るのだということを再認識しました。

えん罪事件の中には被疑者・被告人の無罪を信じて弁護すべき弁護人が、事件を認めるよう説得していたケースもあると聞きます。刑事弁護活動を行うにあたって、無理な取調べが行われていないか、自白していたとしても果たして真実であるのか、しっかり見極め高い意識をもって取り組む必要があると感じました。

弁護士 藤井 若奈

2019年度憲法記念の集いのご案内

2019年4月20日(土)にピアザ淡海にて、2019年度憲法記念の集い「えん罪の防止と救済~滋賀の事件から考えるこれからの刑事司法~ 」を開催致します。

  内容としては、滋賀県の再審事件である日野町事件や湖東記病院事件を題材に、事件の当事者やご遺族の方、弁護団の弁護士からお話を伺い、ジャーナリストの江川紹子さんにもお話頂くな  ど、大変充実したものとなっております。

 私が弁護士を志した理由の一つとして、えん罪に興味を持ったことがあげられます。痴漢冤罪をテーマとした映画「それでもボクはやってない」を見て、人を守るはずの法律で人が不利益を受けるのはおかしいと感じ、弁護士という仕事に興味を持ちました。その後、大学のゼミでも、えん罪が主張されている事件について学びました。

 これまで私が弁護士としてえん罪に関わったことはありませんが、私自身、講演の内容に大変興味を抱いています。無実の罪で逮捕されるということは、誰にでも起こりうることです。講演では、刑事司法の現状や課題について、様々な方のご意見を聞くことができるのではないでしょうか。

 こちらの講演会は、滋賀弁護士会が主催しており、私も滋賀弁護士会に所属する弁護士の一員として、この講演会の準備に携わっておりました。

 もし興味を持った方がいらっしゃいましたら、ぜひお立ち寄りください。よろしくお願い致します。

弁護士 山本 典佳

大阪ダブル選維新勝利

大阪ダブル選は維新が勝利したようです

私は、維新でもどこでもないですが、(どちらかといえば自民党ですが、理由は以下の通り)まずはホッとしています。
なぜなら

日本にとって、国民にとって、我々の生活にとって
もっとももっとも大切なことは

【政権担当能力がある政党が複数あること】

です。
二大でも三大でもいいので、政権担当能力がないと話になりません。

政権担当能力がない政権に投票することは、日本を地獄の一丁目へ導いてしまいます。現に今ある主要な紛争で解決が困難なものは、民主政権によって生み出され、責任どころか自民党の責任にしてます。

政権担当能力が政権担当してみないと出来ないものもありますが、どうかんがえても実現できないことを平気で公約にあげるようではそもそも政党としての前提能力を欠きます、もちろん実現できるできないを判断できないのであれば、もっと意味不明です。

我々は、自民党以外で政権担当できる政党を作り上げるため、尽力せねばなりません。現状では、大阪以外国政選挙は自民党以外いれるところはありません。
そういうことから、維新には頑張ってもらわはいといけません。

小池さんにも期待しましたが、潰されてしまいましたね。当然ですが、自民党、普段は自民党を批判するマスコミでさえ、とりあえずつぶしにかかります。
いつまでたっても政治能力の低い国で有り続ければ、もう取り返しがつかなくなります。

さて原因はなにかというとありすぎてどれから手を着ければいいのか、、、、

先日も、ある顧問先との飲み会で、そこに同席した顧問先以外の方が
私が政治の話をすると、
政治と宗教の話はしてはいけませんと
止められました

これも残念な考えですね、
我々の生活に密着し切り離すことのできない
政治と宗教
を話さないなんてナンセンス極まりありません

私はどんどん議論します

日本では議論になれておらず議論できないことも問題です、
あくまでも他人の一つの意見であり、意見を聞き互いの意見をぶつけて考え合うのみで足りるのですが

違う意見を言われると、人格を否定されたかのように怒り出したり、
自分の意見をいうのに、他人の意見を否定するのみならず、その人格まで否定するかのようにいう

この2つが問題なのでしょう。

教育が変わったのか、若い人の方が他人の意見を聞き、議論できる人が多いように思います。

弁護士 飛渡 貴之

えん罪被害の防止と救済のために(告知)

4月20日(土) 滋賀弁護士会主催で「えん罪被害の防止と救済」をテーマとしてピアザホールにてシンポジウムを開催しますので告知をさせていただきます。

第1部はジャーナリストの江川紹子さんをお迎えして基調講演を行っていただきます。第2部は滋賀県内の2件の再審事件(日野町事件、湖東記念病院事件)を取り上げ、パネルディスカッションを予定しています。

両事件ともにタイムリーな話題でもありますので、ぜひお立ち寄りください。

 

弁護士 藤井 若奈