私は、司法書士から弁護士になりました。
司法書士試験の特性、司法書士の仕事の特性をそれなりに理解しいます。
司法書士の先生と互いに相談したりすることも多々あります。
そこで、いつも思うのですが、司法書士と弁護士では、法律の理解が全く違います。
法律というと、一般的には、六法を憶えていることみたいな認識の方も多いですが、全く違います。法律学は覚えることではありませんし、六法見たら書いていることを憶える必要がありません。
また、同じ民法を勉強したのだから同じでは?とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そうであれば、法学部卒の方も同じとなってしまいます。
法律というもの、法律とはなんたるか、ということに対する理解が根本的に違います。
弁護士 飛渡 貴之