国民年金法の趣旨
老齢、障害又は死亡によつて国民生活の安定がそこなわれることを国民の共同連帯によつて防止し、もつて健全な国民生活の維持及び向上に寄与することを目的とする。
というものです。
高度成長期の意識で、老後、年金だけで暮らせて当然という意識が根強いですが、そもそもそれは人口、国内総生産が増え続けないと成り立つはずがありません。
年金は、老後のセーフティーネットとしてとらえないといけないようです。
ですから、いくら払ったしとか、早くもらうと損と繰り上げが得とかいう考えでは、本質を見失い、結果、大変な目にあってしまいます。
人生設計をして、どの時点でどれくらいの試算・収入があり、年金をどう貰うと生活がなりたつのかを考えることが大切なのではないでしょうか
また、65歳までに2,000万円貯めるという考えもまた、この政府の試算に踊らされてしまうのではないでしょうか。