毎月分配型投信を金融庁森長官が批判

先月の資産運用セミナーで森長官が、投信業界に対して、消費者の利益を顧みない社会的価値がないビジネスと批判されたようです。

毎月分配型がだめなのでしょうか?そんなことはありません。

無知な消費者に対して、投信業界は、毎月分配だから、毎月還元されるので、安心という売り文句で営業しています。これは、全くのあやまりですね。

何のために投信を買うのか、最低限の勉強をしないといけません。

そもそもの投資対象の将来性、運用利益率、販売手数料、ファンドマネージャーへの報酬、解約手数料等が問題ですよね。

これらをみると、日本籍の投信は、運用がマイナスになっており、銀行の定期預金のがましです。

弁護士 飛渡 貴之