国家予算を家計にたとえると

国家予算を家計にたとえると

といった報道をよくみます。今日もたくさんの新聞に掲載してありました。テレビなんかでも、まあしょっちゅーですね。

しかしながら、これらは、国民を誤認させるための誘導か、相変わらずマスコミのレベルが低いのか、どちらかと考えます。

なぜなら、国家と家計では、比較して考えることが出来ないほど、本質が異なるからです。その本質とは、人はいつか死ぬもので、借金があれば完済することが前提となってます。しかしながら、国家に死亡はありませんし、借金は永遠に完済する必要がありません。どこの国をみても借金は増え続けています。

そんな本質的な差違を全く考えず報道されてますね。

弁護士 飛渡 貴之