TPP大筋合意、弁護士業務との関連

残念な日本のマスコミは、当初、合意できないことを批判していました。しかし、自国の利益を確保すべき交渉するということは、時間をかけてじっくり交渉しなければなりません。交渉事で、早期決着ということは、相手のいいなりになったにすぎません。日本は、基本的に、欧米の言いなりになることが多いです。しかし、TPP交渉に関しては、ある程度言いなりにならず交渉したとして、良い評価ができるのではないでしょうか。

ところで、弁護士の主な業務は、相手方との交渉です。依頼者様の利益を最大化すべく、相手方と交渉します。そうすると、早期解決は望めません。なぜなら、依頼者様の利益を最大化する、すなわち、相手の利益を最小化するべく、交渉するのですから、相手が言いなりになってくれない限り、早期解決はありえません。

弁護士に依頼すると時間がかかるということをデメリットと捉えることもできるでしょうが、それは、自分の利益を最大化すべく交渉しているという側面があることをご理解頂きたいです。

弁護士 飛渡 貴之

保険会社の恐ろしい手口

ある大手ダイレクト損保会社の恐ろしい手口があります。

事故後、3ヵ月程度で手紙が来ます。その内容は、後遺障害診断書を書いてもらいにお医者様にすぐに行かないといけないなと思ってしまうものなんです。

恐ろしいです。

後遺障害診断書を書いてもらうということは、症状固定と判断されます。治療期間3ヶ月では、基本的に後遺障害は認められませんから、保険会社は、後遺障害慰謝料及び逸失利益を賠償する必要はありません。また、3ヶ月で治療終了ですので、入通院慰謝料も低額ですみます。

人の善意につけ込んだ恐ろしい手紙です。

手紙の内容は、非難されないよう考えられています。余計に悪意がにじみ出てます。

そんな手紙に惑わされないようにしてください。そんな手紙を出す保険会社と契約すべきではないですね。

弁護士 飛渡 貴之

ハイキング日和

こんにちは。事務局の事務員です。
今週末に大阪の五月山にハイキングに行ってきましたが、お天気もよく、最高のハイキング日和でした。山頂で食べるおにぎりも美味しかった。

みなさんも週末には是非山のぼりに♫
自然の中に身を置いて日頃のストレスを解消しましょう♫

ところで、こんなことで悩んでいませんか?

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自転車保険義務化(兵庫県)

自転車保険の義務化が兵庫県ではじまりました。全国的に広がっていくことは、間違いないでしょう。

義務化かどうとかいうもんだいではなく、万が一に備えるという保険の性質を考えるべきです。

自転車での事故の可能性、事故時の損害賠償責任を考えると、生命保険よりも入る必要のある保険ではないでしょうか。

自転車は、車両です。また、一定の速度で走行中に歩行者と衝突した場合、歩行者が死亡する可能性もあります。自転車事故を起こして、破産状態になることもありえます。仮に、むちうち程度ですんだとしても、後遺障害14級相当となれば、500万円程度の賠償が必要となります。

年間2,000円程度ではいれますから、自転車保険は必須でないでしょうか。

弁護士 飛渡 貴之