日本生命やソフトバンク等が、たくさんM&Aを仕掛けております。
M&Aと聞くと、なにかとても良いことのように思います。しかし、普通に考えたら、売りに出ている企業を買い取るということで、ノリノリの順風満帆の会社が売りに出ているわけがありません。
何か上手くいっていない会社だからこそ売りに出ているんです。そもそも、その時点で、M&Aで成功する可能性が低くなります。
しっかりと企業価値を把握し、分析しなければなりません。
ましてや、海外の企業となれば、さっぱりです。分析そのものがとても難しいです。
大手ならともかく、中小企業の社長様が、M&Aとおっしゃるのを聞くと、不安になってしまうのは、職業病でしょうか。
弁護士 飛渡 貴之