モラハラ妻の特徴
モラルハラスメント(モラハラ)は、心理的虐待・嫌がらせの一形態で、被害が分かりにくい行為です。モラハラが日常的に続くと、被害者は感情的にコントロールされ、モラハラ行為者に依存し、ますます被害が深刻化してしまうことがあります。
そのようなモラハラ夫・妻から逃れるためには、まずはモラハラ夫・妻の特徴をしっかり把握し被害を受けたと感じた場合は、適切なサポートを受ける必要があります。
モラハラ妻の特徴
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非協力的で支配的な態度
モラハラ妻は、家事や育児をしなかったり、家事や育児をしない理由をパートナーのせいにする傾向があります。自分だけが趣味や好きなことに時間を使い、代わりにパートナーが家事や育児をしたとしても、全く感謝せず、当然のように振る舞うのもモラハラ妻の特徴です。
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批判的で侮辱的な言動
モラハラ妻はパートナーを侮辱したり自尊心を傷つける言動をすることがあります。「男のくせに」、「稼ぎが足りないのね」、「だからあなたはダメなのよ」などの馬鹿にするような発言や、パートナーの失敗を笑ったり、パートナーを不必要に他人と比べることも侮辱的な言動にあたります。
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無視と排除
挨拶をしても返事をしない、話しかけたのに無視する、スキンシップを嫌がる、パートナーが何を話しても否定する態度をとる等もモラハラ妻の特徴です。モラハラ妻は、パートナーとの感情的な結びつきを断ち切り、パートナーに孤立感を与えようとします。
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矛盾した行動と言動
モラハラ妻は、機嫌のよいときには了承したが、機嫌が悪くなると拒否したりと矛盾した言動を示すことがあります。モラハラ妻の行動や言葉が予測不可能であるため、パートナーは常に緊張感を感じます。
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自己中心的で共感力がない
モラハラ妻は自分の欲望や感情に重点を置き、パートナーの感情やニーズに共感することをしません。これにより、パートナーは、モラハラ妻の感情に振り回され、自分の感情を優先的に考えられなくなります。
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恐怖と脅迫
モラハラ妻は、恐怖や脅迫を使用してパートナーをコントロールしようとします。気に入らないことがあると暴力をふるう、暴れる、大きな声を出す、物を投げる、物にあたる、壁を叩く、ヒステリックに泣き叫ぶ、パートナーを睨みつける等をします。DVに近い程の行動をとることがあります。
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家族や友人への侮辱行為
モラハラ妻は、パートナーの家族・親族・友人の悪口を言うことがあります。パートナーは、自分の大切な人たちを傷つけられ、自分に自信を持てなくなり、モラハラ妻に対してますます依存するようになってしまうことがあります。
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制限と管理
モラハラ妻は、パートナーの行動を監視し制限する傾向があります。携帯電話を盗み見てGPSで監視する、会う人を制限する等です。これは、パートナーが独自の意志を持たなくなるように仕向けるための手段として使用されます。
これらの特徴は、モラハラ妻の行動パターンの一般的な例ですが、全ての個別のケースに当てはまるわけではありません。モラルハラスメントは複雑で多岐にわたる問題であり、被害を受けるとなかなか抜け出せない場合があります。被害を受けているかも?と思ったら、まずは専門家に相談し、適切なサポートを受けることが重要です。
モラハラ妻のチェックリスト