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モラハラ離婚の事例

実際にモラハラが原因で離婚した事例

モラハラ被害に遭っている方は、離婚を切り出したくてもモラハラ夫(妻)の支配下にあるため、常に怯えている方も少なくありません。離婚に応じてもらえないのではないか、離婚と言ったら何言われるかわからない、離婚しても子供の養育費を払ってもらえないかもしれない、離婚を切り出した途端よりモラハラが悪化するのではないか等不安は数多くあります。今回は、実際にモラハラが原因で離婚した方の実例をご紹介します。離婚を拒否するモラハラ夫と、約半年で離婚できたAさんを例にみていきます。もし、このままでは精神が持たない、一刻も早く離婚したいと思っている方は参考にしてください。

    離婚を拒否するモラハラ夫と半年で離婚できたAさん

  • Aさんは、モラハラ夫と結婚3年目、娘がいる主婦です。結婚当初から性格の不一致で悩んできたそうですが、夫婦喧嘩をした際に自分の価値や存在を否定されるような言葉を何度も浴びせられたことを機に、離婚を決意したそうです。モラハラ夫に「離婚したい」と伝えたものの、慰謝料を100万円も請求された上、子供の養育費は払わない、でも子供には会いたいから月に8回は会えるように要求されたと言います。
  • 更にモラハラ夫は、Aさんの実家に同居していたのですが、出ていくこともなく家庭内別居という状態が続きました。そして遂にこの状態に耐えきれなくなったAさんは、弁護士のもとを訪れ相談します。そして協議離婚の代理交渉を弁護士に依頼し、5回にも及ぶ調停離婚の結果、月2万円の養育費の支払いと、娘の面会を月2回に減らすことができたと言います。
  • 調停離婚の場合、どんなに早く進んでも月に一度のペースで協議するのが最短です。Aさんの場合は、弁護士に相談して交渉をしたことが良かったのか、約半年で離婚することができました。モラハラ夫から慰謝料を請求されましたが、調停ではその根拠が認められず、モラハラを受けていた事実の証拠を持って話したことで、夫からの慰謝料請求は払わないということで合意しました。また、モラハラ夫は養育費の支払いを拒んでいましたが、養育費の支払うように弁護士、調停委員の強い誘導により、モラハラ夫は、子どもの養育費を支払うことになりました。

離婚をする場合は時間がかかる

モラハラをするパートナーとは、一刻も早く離婚したいと思うものです。ただ、離婚する場合は双方の合意がなければ離婚できません。またモラハラによる離婚を希望する場合、法律で認められる事由に当てはまることが必要となります。そうなると、明日明後日に離婚するというのは難しいものがあります。モラハラパートナーとの離婚を考えている方は、長期戦になることも覚悟して準備することが大切です。

モラハラ夫(妻)との協議離婚は困難

モラハラ夫(妻)と離婚したい場合、夫婦2人の話し合いで解決できればスムーズです。お互いが納得できる形で話し合いを重ね離婚するのがベストですが、相手がモラハラ夫(妻)となると離婚はスムーズには進まないのが現状です。

モラハラ夫(妻)でも、もしかしたら話し合いをすることで少しはモラハラが収まることがあるかも、と期待している方も中にはいると思います。確かに、話し合いをすることで改善されることもありますが、残念ながらモラハラ行為は根本的な考え方、相手は自分より人として下であるという考え方が変わらない限り治ることはありません。話し合いの場では、モラハラ加害者があなたを手放したくないために優しい言葉をかけたり、「俺(私)が悪かった」と謝罪してくるかもしれません。でも時間が経つにつれて、また同じ状況が繰り返されてしまうのです。

一度や二度、裏切られてもまだパートナーを信じてあげたい、状況を改善することを願うのであれば離婚せずに今の状況を受け入れる、という方法もありますが、もうこれ以上耐えられないと思っている方が多いと思います。何度も何度も話し合いを重ねても、また裏切られるということが続いている方は残念ですが、モラハラ問題は根本的な問題が解決しない限り難しい問題であることを認識しておくことが大切です。一日でも早くモラハラパートナーと離婚したいのであれば、モラハラに力を入れている弁護士に相談することが離婚への近道です。もうこれ以上、パートナーのモラハラによってあなたが傷付いたりストレスを抱える必要はありません。まずは弁護士に相談し、今の状況を伝え、何をすべきか相談してみることが大切です。

一人で悩まずに弁護士に相談を

キャストグローバルには、離婚問題に強い弁護士が在籍しています。これまで3,200件以上もの相談に対応しており、そこで得た知識・経験を活かして皆様を徹底的にサポート。

パートナーのモラハラでお悩みの方は、家族や友人、誰にも相談できずに悩んでいる方が多いです。例え相談したとしても、モラハラ夫(妻)は他人の前では良い夫・妻を演じているため信じてもらえないことが多く、結局相談しても自分を責めることになってしまうことになるからです。このような場合には、いきなりモラハラパートナーに話しを切り出すのではなく、まず弁護士に相談しどのように離婚の話しを持っていけば良いか、具体的な方法を提案してもらう必要があります。場合によっては、離婚を切り出したことで更にモラハラがエスカレートしてしまう恐れもあるので、慎重に行動することが大切です。まずは一人で悩まずにモラハラ問題を扱うプロや、弁護士に相談すること、そしてどのような行動をとっていくかを考えることが大切です。

まとめ

モラハラは家庭内で起こる問題であるため、他人に気づかれにくいという特徴があります。モラハラが原因で離婚したい、と思っても双方の同意が無ければすぐには離婚することができない点や、慰謝料を請求する場合には不法行為と認められる事由がなければなりません。夫婦間での話し合いによる離婚が成立しない場合、家庭裁判所で調停離婚を申し立て、何か月もかけて解決していく必要があります。まずは一人で悩まずに、第三者である弁護士に相談することが離婚への近道です。弁護士に相談することで、まず何から始めたら良いのかの光が見えるかもしれません。

この記事の監修者

弁護士法人キャストグローバル 離婚記事担当

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