赤信号で横断を開始した歩行者が、青信号で交差点に進入してきた右左折自転車に衝突された場合の過失割合です。
過失割合について - 歩行者が赤信号で横断を開始した事故
信号機の設置されている横断歩道上の事故
歩行者が赤信号で横断を開始した事故
事故状況
基本過失割合
歩行者は、赤信号の場合には道路を横断してはいけません。
赤信号を無視した歩行者に当然責任があります。
しかし自転車もこのような歩行者がいる事を予測し、右左折時にはスピードを落とさなければなりません。そうすれば、歩行者を発見することが容易になり、衝突を避ける行動をとれるはずです。
そのため過失割合は原則として歩行者と自転車それぞれ、60%:40%となります。
当サイトでご紹介する過失割当のご注意
当サイトでご紹介している過失割合は、過去の裁判例及び別冊判例タイムズ38(交通事故における過失相殺率の認定基準「全訂5版」)を参照しております。実際の交通事故においては、個別具体的な状況によって過失割合が決まりますので、当サイトでご紹介している過失割合とは結果が異なる場合がございます。あくまでも参考としてご確認ください。