跳躍や高所よりの転落・転倒などにより、足関節に強い外力が働くと、足関節周囲の靱帯損傷や骨折が生じます。それらは足部が回外または回内位をとるような肢位で、距骨が外旋または内転、外転するような強い外力が働くことにより生じます。その結果、いろいろな骨折や靱帯損傷の組み合わせた病態になります。

これらをまとめた代表的なものにLauge-Hansenの分類があります。

  • Supination-external rotation (回外―外旋)

    高頻度に見られ、前脛腓靱帯損傷に次いで外果のらせん骨折がおこります。
    重症になれば後果骨折、内果骨折も伴うことがあります(三果骨折 Cotton骨折)。

  • Pronation-external rotation (回内―外旋)

    内果の横骨折が生じる。重症になれば、前脛腓靱帯損傷に次いで外果より高位の腓骨らせん骨折が生じ、後果骨折も生じることがあります。

  • Supination-adduction (回外―内転)

    外果の横骨折が生じ、次いで内果の垂直方向に骨折線が入る骨折を生じます。

  • Pronation-abduction (回内―外転)

    内果の横骨折が生じ、次いで外果の短い斜骨折が生じます。

症状

骨折の状況により症状が変わります。
内側・外側への衝撃により足首を骨折したときは、腓骨の下端と脛骨の下端が骨折し、三角靭帯や踵腓靭帯も断裂して、距骨が異常に内転・外転したりします。 激痛と腫脹は必発です。

診断

距骨の動きや受傷時の状況、単純XP撮影で、確定診断します。

関連ページ