脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)
外傷によって発病することはなく、交通事故では、外傷を契機としてこれを発症することになります。
症状
下肢の痛み・痺れ・脱力のために歩けなくなるが、少し休むとまた歩けるようになるという「間欠跛行(かんけつはこう)」が最大の特徴です。
歩くことにより両脚に痛み・痺れ・脱力が増します。
会陰部の感覚に異常が生じます。
診断
各椎体の後方には、前後径約15mm(日本人の平均)の脊柱管があり脊髄はこの中を走行していますが、この脊柱管が狭くなり脊髄・神経根を圧迫することをいいます。
基準として前後径が12mmになれば「脊柱管狭窄症」となります。