信号機のない交差点で、直進車と右折で出てきた車両の事故です。
交差する道路のうちの一方が優先道路である場合の基本過失割合です。
過失割合について - 右折車が優先道路に出る場合の事故
交差点での右折車と直進車の事故
右折車が優先道路に出る場合の事故
事故状況
基本過失割合
優先道路とは、センターラインや車線が交差点の中を通り抜けている道路をいいます。
優先道路を通行する車両の優先度は高くなりますが、交差点を通行する車両などに注意する義務はあると道路交通法に定められています。
そのため、直進車同士の事故の場合と同様に、優先道路を通行している車両にも10%の過失があります。
当サイトでご紹介する過失割当のご注意
当サイトでご紹介している過失割合は、過去の裁判例及び別冊判例タイムズ38（交通事故における過失相殺率の認定基準「全訂5版」）を参照しております。実際の交通事故においては、個別具体的な状況によって過失割合が決まりますので、当サイトでご紹介している過失割合とは結果が異なる場合がございます。あくまでも参考としてご確認ください。