企業の経営において契約書は欠かせません。契約書は、契約内容を明文化して、互いに契約について履行する責任を負うことを約した書面です。
同時に「契約書の内容と事前の協議で言っていたことが違う」「契約書が明らかに自社に不公平」などリスクも内包しています。
だからこそ、契約書は法的な観点に則って、適切に作成しなければいけません。
契約書レビューについて、弁護士に依頼する理由・必要性と、弁護士法人キャストグローバル立川事務所の契約書に関する法務サービスを説明します。
契約書レビューや作成について、もっと詳しく知りたい方は
契約に強い弁護士の知恵袋社内法務部ではなく弁護士に契約書レビューを依頼すべき理由
賃貸借契約や売買契約、取引基本契約、秘密保持契約、リース契約、フランチャイズ契約等、契約書レビューには広範囲の知識が求められます。
社内法務部で契約書レビューをしようとすると、育成コストや専門的知識を持ったスタッフの確保等、大きなコストが必要です。
弁護士の場合、日々の勉強と実践で培った経験、判例や法令の豊富な知識をもっています。
深く広い範囲の知識が求められる契約書レビューは、経験・知識をもつ弁護士にご依頼ください。
契約書レビューとは
契約書レビューとは、契約内容が自社のニーズに合致しているか、リスクの有無等を法的観点に基づいてチェックするものです。
契約とは、二者以上で互いに合意することによって権利義務を発生させる行為
契約書は、合意について「言った言わなかった」を防ぐために存在します。口頭による合意でも法的効力はあります。
一方で、口頭のデメリットは、合意の有無を証明しにくいことです。いざトラブルが起こった時、録音でもない限り、裁判で証拠として法的効力を発揮できません。
契約書をつくり、書面を交わすことで、万が一のトラブルに効果を発揮します。
契約書レビューを怠るリスク
契約書レビューを怠ると、契約書に不利な条項があっても、つい見過ごしてしまうでしょう。
契約書には、法定記載事項という法律にもとづいて記載されることが必須となる事項と、契約書に記載しても無効になる事項等もあります。
契約書レビューを怠ることで、法定記載事項の記載漏れや、無効な条項が発揮されると勘違いするかもしれません。契約書レビューを怠ったことによってトラブルが起これば、さまざまな影響が自社に起こります。
発生したトラブルによっては、解決するために人員が割かれます。さらに、大きくなれば、訴訟へ発展する事態にもなりかねません。
損害賠償請求がされれば、想定外の支出となり、小規模な企業においては、経営を圧迫し、企業の存亡を危うくするような危機的状況に陥る場合もあります。
契約書レビューをおこなうメリット
契約書レビューをすることで得られるメリットは、契約内容が事前の合意と異なっていないか、自社にとって著しく不利益な内容となっていないか、契約内容が有効にワークするか等を事前に確認することで、その契約に内在するリスクを洗い出し、リスク管理を行うことが出来ることに加え、安心してその契約に基づく取引や業務等を実施することが出来ることです。
契約書レビューを行った場合、思っていた通りの取引や業務が実施できなかったり、想定していなかったリスクを負担すること等、自社が不利益を被ることを回避することが出来ます。
契約書の法的効力が正確に発揮されるためには、
契約書レビューは不可欠となります。
弁護士法人キャストグローバル立川事務所の
契約書に関する法務サービス
弁護士法人キャストグローバル立川事務所は、単に契約書レビューをするだけでなく、契約書に関連したさまざまなサービスを提案しています。
下記で「ビジネスモデルに適した契約スキームのサポート」「契約書の作成・更新時の見直し」「契約時のアドバイス」「契約書をめぐるトラブル対応」について説明します。
ビジネスモデルに適した契約スキームのサポート
自社のビジネスモデルや、企業の事情、検討している内容等を弁護士が聴取し、把握したうえで、契約書の作成を含めた、契約スキームを独自に作成します。
自社のビジネスモデルが法に則した内容かどうかを弁護士にチェックしてもらえば、契約がより強固なものになります。どのようなリスクが生じるかを事前に分析できることもメリットです。
契約書の作成
既存の契約書レビューだけではなく、オリジナルの契約書を作成できます。
インターネットには、契約書のひな型が多数あります。ひな形を流用して契約書を作成すれば、作成時間をカットできるからです。
しかし、インターネット上のひな形が、自社の契約内容に合致しているかはわかりません。もしひな形に自社の不利な項目が盛り込まれていれば、思わぬ損失を生みます。また、法律で記載することが必須となる、法定記載事項が抜けていれば、契約書が無効になることもあり得ます。
加えて、自社で契約書の作成できる従業員を雇うと育成コストも含めて、大きな人件費がかかるでしょう。
費用対効果をみても、アウトソーシングをしたほうが低コストです。
キャストグローバルでは、自社のニーズに合わせた、日常的に用いることのできる契約書のひな形を作成できます。契約トラブルを防ぐためにも、一から作成することをオススメします。
更新時、契約書の見直し
キャストグローバルの弁護士が、
最新の法改正や実務上のニーズにあわせて自社の契約書を適宜改訂します。
法律は刻一刻と変化します。同様に、契約書もまた、法改正で変化した事項を改訂しなければなりません。
また、実務を進める上で、契約内容の変更が必要となってくる場合もあります。契約書の見直しには、相手が変更に応じる必要があります。変更に応じなければ、契約を更新しない選択肢も可能なため、契約更新時というのは契約を見直す絶好の機会です。
日常的に法律の情報に触れ、アンテナの敏感な弁護士が、法改正に逐一対応します。自社の契約書が、改訂の必要な際は報告し、契約書の改訂作業も行います。また、顧問契約を締結し、継続的にサポートをしていれば、実務上のニーズに合わせたアドバイスも可能です。
キャストグローバルの弁護士と顧問契約をむすべば、トータルで費用が下がります。継続した法務サポートをぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
契約時の交渉アドバイス
契約は交渉相手と協議し、お互いに納得して初めて成立します。時には、それぞれの利益を守るべく、シビアな交渉も起こるでしょう。
キャストグローバルの弁護士が、お互いの責任、リスクを洗い出すなど、法的な観点から交渉のアドバイスをおこないます。
契約書をめぐるトラブルへの対応
契約内容に同意し、契約を締結したとしても「実際には契約内容を実施・実行しない」「契約違反があった」といったトラブルもあります。
契約書レビューをおこなった弁護士であれば、社内の事情を把握しているため、迅速な対応が可能です。
おもに以下の2つで、弁護士は契約書をめぐるトラブルに対応します。
任意交渉
任意交渉は裁判を介さずに、契約当事者間で問題解決することです。
キャストグローバルでは、ご依頼いただければ、御社のかわりに当事務所の弁護士が任意交渉を行います。任意交渉はもっとも解決の速い解決方法です。弁護士が代理人として、情報を収集し整理した上で、相手方と交渉することで、早期に問題解決することを目指します。
訴訟
任意交渉で解決しない場合、訴訟により解決を目指すこととなります。
その場合は証拠の整理や申立書・訴状の提出を、訴訟を起こされた場合は答弁書の作成や反訴のサポートを弁護士に依頼します。
契約書レビューは
弁護士法人キャストグローバル立川事務所に相談を
契約書のミス一つで、大きな損失を生むこともあります。
キャストグローバルに相談すれば、契約書レビューを含めた契約に関するさまざまな業務をフルサポートします。契約書レビューを依頼し、将来を見据えて健全な経営をサポートします。
契約書レビューや作成について、もっと詳しく知りたい方は
契約に強い弁護士の知恵袋